2011年1月30日日曜日

スポーツから英語を学ぶ:その10

GLOVE

私と彼、ぴったり

女性の正装に帽子と手袋はかかせません。しかし昔は男性の手を守るものとして手袋が使われていました。今はもっぱら防寒具ですが、古い歴史ある手袋ですから、会話でのバリエーションも豊富。

→ 彼女|こは気をつけろ!?

生まれて間もない仔ヤギの革で作った手袋を kid gloves といいます。そんな手袋をしていたら、手つきもやさしくていねいになってくる、というニュアンスでこんなふうに使います。

● You’d better handle her with kid gloves.
(彼女と気をつけてっきあいなさい)

→ 演劃・映画を観て

芝居の中で、俳優がその役(role) にぴったり、と言いたいとき glove を使って表現します。

● That role fits her like a glove.
(その役は彼女そのものだ)

よい手袋は本当にぴったりと手になじむから、たぶんこういう言い方ができたのでしょう。

→ 相性はパッチリ

また、手と手袋のように、本来まったく異質のものがぴったり合うことを次のように言います。

● Pizza and beer go handing love.
(ピザとビールはものすごくよく合うね)


OUT

わ〈からはずれたらみんな out!

そもそもの意味は、「ワクからはずれる」こと。だから、野球のアウトも、外に出ろ、その場所からはずれろ、という感じ。

→ 「アイツよりできる!」と思ったときに

out ほどいろいろに使える単語はほかにないくらい。ほとんどの動詞の前につけることができて、「ほかよりできる、優れている」という意味になるんです。

● I can out-drive you.
(君より運転ができる)

このようにして使える単語のほんの一例をあげてみましょう。上の例文のout·drive のところにそのままあてはめてみてください。

Out-act (演技がうまい)
Out-bargain (値切るのがうまい)
Out-dance (社交ダンスがうまい)
Out-dress (おしゃれである)
Out-play (遊び/スポーツがうまい)
Out-kick (ボールをけるのがうまい)

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