BOXING 2
ROUND
早いラウンドからノックアウトされて目を丸くする
1 round は今、3 分間ですね。そのラウンドが4〜15ぐらいあるわけです。もともとは「丸い」という単語で、輪という意味もあるし、丸っこいとか、一周りなど、大体、丸に関係した意味です。
→ だいだいでいいよ
・ Give it to me in round numbers.
(概算でいいから、数字を出してくれ)
Round はここでは、「約、およそ」という意味で使われています。細かい数字はない、端数がない、ということですね。
→ 歓み屋さんで
日本では「一杯のむ」といいますけれど、あちらではこれが one round。なぜなら、昔は同じボトルからみんなのグラスについでいたから、みんなの一杯は、一周りだったわけです。
・ Let me buy the next round.
(次は私のおごりだ)
→ 言い合いも「丸く」 おさめて
はげしく言い合ったり、口げんかするのも round。
・ They went round and round on that question.
(彼らはその問題についてはげしく言い合った)
ひとつの疑問やテーマがみんなに順にまわっていくように、次々と意見が出される様子を表わしています。また、議論が堂々めぐりをする、というニュアンスでも使われます。
JAB
ロも手も、 ジャプ、ジャブ
ボクシングでジャブといえば、すばやく相手に突くようなパンチを入れること。ニュアンスでいうと、とがったものでグイと突きさすかんじです。
→ 何かを突っ込むときに
・ He jabbed a key into the lock.
(彼はキーを鍵穴に突っ込んだ)
こんなふうにも言えるわけです。また、ジャブを名詞に使って、
→ 「注射」という意昧で
・ The nurse gave me a jab with her needle.
(看護婦さんが注射した)
という具合にも使われます。
→ ことばのjab
「突きさす」という意味から、体だけでなく、言葉ででも jab ができます。
かなり毒舌っぽい言い方をverbal (ことばの) jab といいます。
・ They traded verbal jabs.
(彼らは毒舌を言いあいました)
一人が言ったら、次の人はもっとすごいのを言う、というような感じです。
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