BIRDS 4
CUCKOO
オヤ、「カッコー」時計!?
日本には「ハト時計」というものがありますね。時間がくると、時計の中から小さなハトが出てきて、「ポッポー」と鳴いて時間を知らせてくれます。
外国でハト時計に当たるのが cuckoo clock (カッコ一時計)なんです。「ポッポー」ならぬ「カッコ一、カッコー」と鳴いて、時間を教えてくれます。私も朝早〈、よくカッコーの鳴き声で起こされてしまいます。近所の学校かどこかで、カッコーの声をテープにとって、流しているらしいんです。朝らしくていいんですけど、私としてはあと2時間くらいゆっくり寝かせてほしいんです・・・
→ 同じことをくり返す
• He cuckooed the same phrase over and over.
(彼は同じ言葉をくり返し言いました)
Cuckoo の鳴き声は一回ではありませんね。「カッコ一、カッコー」と何度かくり返されるのが、ふつうです。それで、「( 単調に)同じことをくり返す」という意味で使えるわけなんです。
→ 彼は、コメディアン
• He always acts a little cuckoo.
(彼は、いつもふざけています)
Cuckoo には俗語で「気が変な(crazy) 、ふざけた」という意味があるんです。いつも自分をパカにしてふざけるような、コメディアンのような人のことを言い表わす言葉なんですね。
LARK
「ヒバリ」がさえずるいい季節がやってきた
Lark は「ひばり」です。まさか、タバコの銘柄だなんて思っている人はいないでしょうね。「Speak Lark」(合い言葉はラーク) とTV コマーシャルで流れてましたので、本来の意味は知らない人でも、この言葉にはすっかりおなじみなのではないでしょうか。
Lark といえば、いつも何かうれしがって鳴いているように思われませんか? r ピーチクパーチク」と本当に楽しそうです。ひばりの鳴き声はとくに春から夏にかけてよく聞かれますが、冬が終わって「きあ、これからいい季節になるぞ」という、何となくウキウキした気分にもなるものです。
→ 浮かれ気分で楽しいときに
• The kids are out on a lark.
(子供たちはワイワイと外に遊びに行ってます)
Lark には「浮かれ気分、戯れ」といった意味もあるんです。ひばりの鳴き声が、うれしさや楽しき、遊び声の象徴のように聞こえるからかもしれませんね。
→ 浮かれ気分も度を越すと
• I think he's gone larky.
(彼はちょっと頭がおかしくなったんだと思います)
この larky は先ほどの cuckoo と同じような意味で使います。浮かれ気分もちょっと度が過ぎると、困りものということなのでしょうか。
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