2011年2月21日月曜日

動物から英語を学ぶ:熊と猿

CREATURES 6

BEAR


熊は強い、何でももてる

Bear は言うまでもなく「熊」という意味ですが、同音異義語で「取っておく、覚えておく、運ぶ」といった意味の大切な動詞もありますね。これは次のように連想すれば覚えやすいですよ。つまり「bear は熊」→「熊は強い」→「何でももてる」→「長くもち続ける体力もある」。だから、「もち運ぶ」とか「耐え忍ぶ」となる。

→ 熊は記憶力がいい!?

• Bear these three facts in mind.
(この3つの事実をよく覚えておきなさい)

Bear in mind は「頭の中にもつ」、つまり「記憶する」ということ。熊は強〈記憶力がいい、とイメージしておけばどうでしょう。

→ すぐ吠える

• He's a bear for details.
(彼は細かいことにうるさい)

A bear for〜で「〜をとことんやる」、つまりそれに関してはちょっと“うるさい” というニュアンス。熊は何かあるとすぐ吠えるから!?


Bear Words

Bear down ・・・ 注意しておく、強調する。
Bear hug ・・・ 思いきり抱きしめること。
Bear up ・・・ 確証する。


MONKEY

オレの境遇って、バカみたい

猿は人間に一番近い動物ですが、何かこっけいな感じがありますね。日本語でも「猿マネ」とか「猿まわし」など、猿という言葉はあまりいい意味で使われませんが、英語でも monkey といえば「猿のような顔、体をした人」「バカみたいな状況に置かれた人」を言い表わすんですね。

また、日本ではまだ少ないので幸いですが、「麻薬を打つ習慣」も意味します。Monkey on my back というと、一度打った麻薬を忘れられずに、なかなか止められない状態のことです。それが転じて、軽い意味では「どんなにいやな仕事でも、長く耐えなければならない」というときにも使われます。

→ バカにする

• They made a monkey out of me.
(彼らは俺のことをバカにした)

これは、人をバカに見られるような状況に追いやることで、「人をバカにする」という意味です。

→ バカやって他人を笑わせる

• Don't monkey around.
(ふざけるのはやめて)

Monkey around で「もて遊ぶ」とか「ふさf ける」といった意味になります。次々と女の子をかえるような浮気性の男性や、何かバカなことをして他人を笑わせる相手に、これを使うことができます。

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